大分ご当地グルメNAVI

地元勇士の名を冠した日田どん鍋

「日田どん鍋」の歴史はまだ新しいものです。
2008年に、日田市の飲食店、旅館経営者30人ほどが研究集会を開いて考案されるに至ったもので、観光客誘致と地元振興の一環として創作された料理です。

「日田どん鍋」は、スープや具材、薬味などに日田産の野菜を中心とした大分県産の食材をふんだんに使ったご当地鍋です。

平安末期に日田郡司として豊後の国日田郡を納めた人であり、朝廷の相撲大会に出場して十五回も優勝し、相撲の神様としても親しまれている大蔵永季氏の愛称であった「日田殿(どん)」から名付けられました。

日田どん鍋は、提供するお店によって、それぞれの違う美味しさの追求に努力していて、店ごとに個性的な味が楽しめます。地元でとれた野菜をたっぷりと使い、地元の肉、地元の魚を使うなど、日田どん鍋を名乗るための条件として、地元の食材を使うことが要求されます。

実はそれ以外にも日田どん鍋を名乗るための厳しい掟があるそうです。
日田市の山あいにある小鹿田地区で焼かれる「小鹿田(おんた)焼き」を食器類のひとつとして使わなければならないということや、日田製の「竹ばし」をつかうことなどが定められています。
日田を訪れる人たちにとって、冬の新名物として日田どん鍋のこれからの活躍が期待されるところです。