大分ご当地グルメNAVI

しんちょきもち

四浦半島の南岸にある佐伯市上浦地区では、平野部が少ないため、昔から、海からせり上がった斜面に段々畑を作って、サツマイモや麦を育ててきました。
サツマイモでつくる「しんちょき餅」は、人が集まる祝いの席に出されるものとして、また子どものおやつとして、昔から各家庭で作られてきた伝統のお菓子です。
小学校の給食にも登場するそうですから、定番のおやつなのでしょうね。

作り方はいたってシンプルで、ふかしてつぶしたさつまいもに小麦粉や塩を加え、よくこねてから蒸すだけです。
平たく蒸しあがった餅を、最後にかしわの葉で巻けば完成です。
そのため、見た目は「かしわ餅」のようでもありますが、 どうして「しんちょき餅」などというユニークな名前がついたかというと、その昔、佐伯地方のお殿様が津久見の庄屋の「しん」という女性が作ったもちを食べて、「重宝(ちょうほう)」と褒めたからだと言われています。

作り方のポイントとして、芋は掘ってすぐ食べるより、掘って何日か干していた方が美味しくなるといわれています。
冷めてもやわらかくて美味しいのが特長のしんちょき餅は、あんが入らないタイプもあるようです。
実はボクもまだこれは食べたことがありません。
さつまいもでできたお菓子と言えば、ボクの済んでいる名古屋市には「鬼まんじゅう」という変わったものがありますが、きっとそれと同じようにきっとおいしいだろうと思います。